もうすぐボージョレ・ヌーヴォー!
もうすぐ今年も終わりますね・・・
年末といえばワイン~♪クリスマスや忘年会などでシャンパンやワインを楽しむ時間が増える期間です。
しかし、その前に大事な赤ワインのイベントが!
第3木曜日ですね。
そう、ボージョレ・ヌーヴォー
2011年のボージョレ
7月下旬のボージョレ
ブドウの木の成長が例年より早く、夏のような暑い春の後は、ボジョレーの自然は小休止のような時期を迎えました。7月は、どんよりとして涼しい天気が続きました。ブドウの木は成長のスピードを落とし、ブドウの色づきが遅いため、畑の状態の観察に手間がかかりました。しかし、3カ月間の乾期の後、恵みの雨も降りました。ブドウの木と土壌が潤いました。
開花から100日で収穫を迎えるという定説は、はたして今年はどうなるのかと再び話題になっています。 現状、ブドウの状態は素晴らしく、病気の痕跡は一切見られません。この先8月も天候が良ければ、香り豊かな新ヴィンテージが期待できるでしょう。
8月下旬のボージョレ
気候条件の面で言うと、2011年は対照的な現象の多かった年として記憶に残るでしょう。暑い春の後、例年になく低温が続いた7月末から8月上旬の後には、猛暑が訪れ、気温が38度まで上がる1週間を過ごしました。しかし、ブドウにとっては絶好な条件で、涼しく、雨の多い時期に生育が進み、この1週間で一気に糖度が上がり、果実味が凝縮する段階に入りました。糖度は12~13度まで上がっており、ポリフェノールの値は大変評判の良かった2009年と並びます。
収穫開始日の公示は本日8月24日でしたが、早熟している区画では、グレート・ヴィンテージの期待感の中、2日前から、太陽の恵みを蓄えた健康なブドウの収穫は始まっていました。
今週末の嵐の予報が少々気になりますが、2011年は偉大な年になることは間違いないでしょう。
今年のボージョレは、いつもより早い収穫だったそうですが、毎年「近年まれにみる出来!」みたいな「今年のボジョレーはこんな感じ」とのキャッチコピーが・・・
「10年に1度の逸品」「10年に1度の当たり年」「ここ数年で最高」といった表現。
あれって一体誰が考えているの???
その秘密は・・・
ボジョレーワイン委員会というところが解禁間近になるとその年のできを明らかにします。
↓
これを、SOPEXAというフランスの食品振興会が発表
↓
生産者が収穫時期やら日照量、雨量など細かいデータを発表
↓
日本の各輸入・販売メーカーがその後表現をアレンジ
そうです。いろんな人がこの日のために関わっている分、いろんな人の思いがのっかっているんです。
だから、え?今年も50年に一度が来ちゃったの?みたいな矛盾したキャッチコピーが多くなっていることは事実ですが、みんなの愛情もたっぷりってことですね。
過去のボジョレー評価
95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年「50年に1度の出来」
10年 「1950年以降最高の出来といわれた2009年と同等の出来」
11年「近年の当たり年である2009年に匹敵する出来」
さーて、今年はどこのボジョ会に参加しようか・・・
いよいよですね☆

ボージョレ・ヌーヴォー
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しかし、その前に大事な赤ワインのイベントが!
第3木曜日ですね。
そう、ボージョレ・ヌーヴォー
2011年のボージョレ
7月下旬のボージョレ
ブドウの木の成長が例年より早く、夏のような暑い春の後は、ボジョレーの自然は小休止のような時期を迎えました。7月は、どんよりとして涼しい天気が続きました。ブドウの木は成長のスピードを落とし、ブドウの色づきが遅いため、畑の状態の観察に手間がかかりました。しかし、3カ月間の乾期の後、恵みの雨も降りました。ブドウの木と土壌が潤いました。
開花から100日で収穫を迎えるという定説は、はたして今年はどうなるのかと再び話題になっています。 現状、ブドウの状態は素晴らしく、病気の痕跡は一切見られません。この先8月も天候が良ければ、香り豊かな新ヴィンテージが期待できるでしょう。
8月下旬のボージョレ
気候条件の面で言うと、2011年は対照的な現象の多かった年として記憶に残るでしょう。暑い春の後、例年になく低温が続いた7月末から8月上旬の後には、猛暑が訪れ、気温が38度まで上がる1週間を過ごしました。しかし、ブドウにとっては絶好な条件で、涼しく、雨の多い時期に生育が進み、この1週間で一気に糖度が上がり、果実味が凝縮する段階に入りました。糖度は12~13度まで上がっており、ポリフェノールの値は大変評判の良かった2009年と並びます。
収穫開始日の公示は本日8月24日でしたが、早熟している区画では、グレート・ヴィンテージの期待感の中、2日前から、太陽の恵みを蓄えた健康なブドウの収穫は始まっていました。
今週末の嵐の予報が少々気になりますが、2011年は偉大な年になることは間違いないでしょう。
今年のボージョレは、いつもより早い収穫だったそうですが、毎年「近年まれにみる出来!」みたいな「今年のボジョレーはこんな感じ」とのキャッチコピーが・・・
「10年に1度の逸品」「10年に1度の当たり年」「ここ数年で最高」といった表現。
あれって一体誰が考えているの???
その秘密は・・・
ボジョレーワイン委員会というところが解禁間近になるとその年のできを明らかにします。
↓
これを、SOPEXAというフランスの食品振興会が発表
↓
生産者が収穫時期やら日照量、雨量など細かいデータを発表
↓
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そうです。いろんな人がこの日のために関わっている分、いろんな人の思いがのっかっているんです。
だから、え?今年も50年に一度が来ちゃったの?みたいな矛盾したキャッチコピーが多くなっていることは事実ですが、みんなの愛情もたっぷりってことですね。
過去のボジョレー評価
95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年「50年に1度の出来」
10年 「1950年以降最高の出来といわれた2009年と同等の出来」
11年「近年の当たり年である2009年に匹敵する出来」
さーて、今年はどこのボジョ会に参加しようか・・・
いよいよですね☆

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